こんにちは。外車ファン運営者の「あつし」です。
メルセデスベンツCLSが気になっているものの、グレードによって維持費がどれくらい変わるのか、買ったあとに後悔しないか不安になっていませんか?CLSは流麗な4ドアクーペらしいデザインが魅力ですが、車両価格だけを見て購入すると、燃費や税金、保険、車検費用、故障したときの修理代などで想像以上の負担を感じることがあります。
特にCLS220dとCLS450では、エンジンや駆動方式だけでなく、燃料代や消耗品、故障時に気をつけたい部分も変わってきます。中古車を検討しているなら、購入価格が安くなっていても整備費まで安くなるわけではないので、維持費を含めて考えたいところですよね。
この記事では、メルセデスベンツCLSのグレードごとの違いを整理しながら、維持費、燃費、税金、任意保険、車検費用、故障、中古車で確認したいポイントまでまとめます。CLSを買ってから後悔しないために、どこまで予算を見ておけばいいのか判断できるように解説していきます。
- メルセデスベンツCLSで後悔しやすい5つのポイント
- CLS220dとCLS450の維持費の違い
- 燃費や車検、故障で想定したい費用
- 中古CLSを購入するときの確認ポイント
メルセデスベンツCLSのグレード・維持費で後悔5選

CLSで後悔する原因は、単純に「ベンツだから維持費が高い」という話だけではありません。燃料代や車検費用だけでなく、車体サイズ、消耗品、クーペスタイルならではの実用性まで含めて、自分の使い方と合っているかを確認することが大切です。
特に中古CLSは新車時よりかなり手が届きやすい価格になることがあります。そのぶん、「購入価格なら払える」と考えやすいのですが、維持費や修理費は中古車価格に比例して安くなるわけではありません。ここが最初に確認しておきたいポイントですよ。
この車で後悔するかどうかは、買い方でも変わります。
後悔した人の多くが、購入時に「今の車がいくらで売れるか」を知らないまま商談に入っています。ディーラーの下取り額は買取店より数十万円低いことがあり、値引きで得したつもりが全体では損をします。予算の見通しが変われば、そもそも別の選択肢も見えてきます。
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後悔理由1|燃料費と税金が高い
CLSで最初に気になりやすいのが、毎年継続してかかる燃料費と税金です。特にガソリン車のCLS450は、220dと比べると燃料費が増えやすいため、年間走行距離が多い人ほど差を感じやすくなります。
たとえば年間1万km走るとして、軽油を1Lあたり150円、ガソリンを170円、実燃費の目安をCLS220dで16km/L、CLS450で10.5km/L程度と仮定すると、燃料費は220dが年間約9万4,000円、450が約16万2,000円です。
年間では約7万円の差ですが、5年間乗れば単純計算で30万円以上の差になります。もちろん燃料価格や走行環境、渋滞の多さ、運転方法で実燃費は変わるので、あくまで一般的な目安として考えてください。
走行距離が多い人ほど、CLS220dの燃料コストの低さを感じやすいです。反対に年間走行距離が少なければ、燃料代の差だけで450を候補から外す必要はないかなと思います。
自動車税についても排気量や初度登録時期などで金額が変わります。CLSクラスでは年額4万円前後からそれ以上を見込んでおくと考えやすいですが、税制は変更される可能性があります。
重量税についても車両重量や登録時期、経過年数などで条件が変わります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
後悔理由2|車検と修理費が高い

CLSを購入するときに、私なら車両価格以上に気にするのが車検と修理費です。
通常の車検でも、自賠責保険や重量税などの法定費用に加えて、点検費用、オイル類、フィルター類などの交換が入ります。ディーラーでしっかり整備した場合、2年ごとに15万~30万円程度を想定しておくと安心です。
さらにタイヤやブレーキ、バッテリーなどの交換時期が重なると、30万円を大きく超えるケースもあります。実際、CLSでは車検や整備を合わせて35万円を超えたという例もあるため、国産車と同じ感覚で予算を組むと驚くかもしれません。
車検代そのものより、車検時に何を交換するかで総額が大きく変わります。中古CLSでは、購入直後ではなく次回車検で一気に消耗品交換が発生する可能性も考えておきたいですね。
CLS220dの場合はディーゼル車なので、DPFやEGR、アドブルー関連なども気にしておきたい部分です。短距離走行ばかりを繰り返す使い方では、ディーゼル車の排ガス処理システムと相性が良くない場合があります。
CLS450では48Vマイルドハイブリッドシステムなど、一般的な12V車にはない装備があります。故障頻度が高いと決めつける必要はありませんが、故障した場合の部品代が高額になりやすい装備があることは理解しておいたほうがいいですよ。

その修理、本当に直す価値がありますか?
輸入車は1回の修理が数十万円になり、車両の価値を上回ることがあります。直すか手放すかは、修理代と今の買取額を並べてから決めたほうが損をしません。判断を先送りするほど走行距離が伸びて、査定額は下がっていきます。
過走行や修復歴あり、エンジンがかからない状態でも値が付くことがあります。
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後悔理由3|タイヤなど消耗品が高い

輸入車の維持費を考えるときに意外と見落としやすいのがタイヤとブレーキです。
CLSは車格が大きく、19インチクラスのタイヤを装着する仕様もあります。一般的な国産コンパクトカーのように、4本数万円で交換できる感覚では考えにくいですね。
タイヤの銘柄やサイズによりますが、4本交換で10万~20万円程度になることも珍しくありません。交換時期を4~5年程度と仮定すると、毎年数万円ずつ「タイヤ積立」をしておくくらいの考え方でもいいと思います。
ブレーキパッドについても、前後交換で数万円から10万円前後になる可能性があります。輸入車ではパッドと一緒にブレーキローターの交換を勧められるケースもあるため、その場合はさらに費用が増えます。
CLSの維持費は毎月一定額が出ていくというより、タイヤ、ブレーキ、車検、バッテリーなどが重なった年に大きな出費が発生しやすいと考えると分かりやすいですよ。
任意保険についても、年齢、等級、使用目的、年間走行距離、車両保険の有無でかなり変わります。車両保険なしなら比較的抑えられる場合もありますが、CLSの車両価値を考えると車両保険を付けたい人も多いでしょう。
保険料は人によって条件が違いすぎるため、購入前に自分の条件で見積もりを取るのが一番確実です。
後悔理由4|大きな車体で扱いにくい

CLSは写真で見ると低く流麗なので、それほど大きく見えないかもしれません。しかし実際には、かなり存在感のあるボディサイズです。
問題になりやすいのが、自宅駐車場よりもスーパーや病院、立体駐車場など日常的に利用する場所ですね。車幅のあるクルマは、駐車枠に入っても左右のドアを開けにくいことがあります。
都心部では機械式駐車場の幅や全長、重量制限で入庫できない可能性もあります。月極駐車場でも、場所によっては月2万~3万円以上かかることがあるため、維持費に占める駐車場代の割合が大きくなるケースもあります。
CLSは「走り出してから」より「駐車するとき」に大きさを感じやすいクルマかもしれません。
試乗するときは広いディーラー周辺を走るだけではなく、できれば狭い道でのすれ違いや駐車場への出入りもイメージしておきたいところです。
後悔理由5|後席や荷室の実用性が低い

CLSの最大の魅力でもあり、人によっては後悔につながるのが4ドアクーペというスタイルです。
ルーフ後方が低く流れるデザインなので、一般的なセダンと比べると後席の頭上空間に余裕を感じにくい場合があります。前席中心で使うならほとんど問題にならなくても、家族4人で頻繁に長距離移動する場合は確認しておきたいですね。
また、ボディ自体は大きいので「荷室もかなり広いだろう」と思いやすいのですが、実用性だけを優先したワゴンやSUVとは考え方が違います。
大きな荷物を頻繁に積む人、小さな子どもを後席に乗せる人、高齢の家族を乗せる機会が多い人は、乗り降りのしやすさも含めて実車で確認するのがおすすめです。
CLSは実用性を最大化したクルマではなく、デザイン、走行性能、快適性とのバランスを楽しむ4ドアクーペです。ここに魅力を感じる人なら、多少の不便さも納得しやすいと思います。
メルセデスベンツCLSのグレード別維持費と後悔対策

ここからは、CLS220dとCLS450を中心に、どのグレードでどんな維持費を想定しておけばいいのかを見ていきます。
どちらが優れているというより、年間走行距離や街乗りの割合、走行性能をどこまで求めるかで向いているグレードが変わります。中古車では年式によって仕様や装備も異なるため、グレード名だけで判断しないことも大切ですよ。
CLS220dと450の維持費比較
CLS220dは2.0Lクラスのディーゼルを搭載したグレードで、低回転から太いトルクを出しやすく、長距離走行との相性がいいタイプです。
一方のCLS450 4MATICは3.0Lクラスの直列6気筒ターボに48Vシステムと4WDを組み合わせた高性能グレードです。加速性能や走行安定性を求めるなら魅力がありますが、その分、燃料やメンテナンスに余裕を見ておきたいですね。
| 項目 | CLS220d | CLS450 4MATIC |
|---|---|---|
| エンジン | 2.0Lクラス ディーゼル | 3.0Lクラス 直6ターボ+48V |
| 駆動方式 | 後輪駆動 | 4WD |
| 年間燃料費の目安 | 約9~10万円 | 約15~17万円 |
| 車検・整備 | 約15~30万円/2年 | 約20~35万円/2年 |
| 特徴 | 燃料費を抑えやすい | 走行性能を重視 |
| 注意点 | DPFやアドブルー関連 | 48V系や高額部品 |
表の金額は年間1万km程度の走行を想定した一般的な目安です。燃料価格、整備内容、タイヤ銘柄、保険条件などで大きく変わります。
維持費を優先するなら220dが考えやすいですが、だからといって必ず220dの総支払額が安くなるわけではありません。短距離走行中心ならディーゼルのメリットを生かしにくくなることもあります。
逆に、高速道路をよく使い、年間走行距離も多い人なら220dはかなり合理的な選択肢になりやすいですよ。
CLS220dの燃費と故障リスク
CLS220dの魅力は、CLSのような大きなクルマでも燃料費を抑えやすいことです。
実際の燃費は道路状況で変わりますが、長距離では15km/L前後からそれ以上を狙えるケースも考えられます。軽油を使うため、ガソリン車より1Lあたりの単価が安いことも維持費のメリットですね。
ただし、ディーゼルにはディーゼル特有の注意点があります。
- DPFにすすがたまる
- EGR周辺に汚れが蓄積する
- アドブルー関連部品が故障する可能性がある
- 高圧燃料系部品が高額になる場合がある
この中で特に意識したいのが、短距離走行ばかりになっていないかという点です。
ディーゼル車はある程度エンジンや排気系が温まり、一定時間走行することで排ガス処理システムが正常に働きやすくなります。近所への買い物だけ、片道数kmの送迎だけ、といった使い方ばかりでは相性がいいとは言い切れません。
燃費がいいからという理由だけで220dを選ぶのはおすすめしません。年間走行距離だけではなく、1回あたりどのくらい走るのかまで考えることが大切です。
反対に、高速道路で旅行することが多い、通勤距離が長い、年間1万km以上走るといった使い方なら、CLS220dのトルクと燃費の良さを生かしやすいかなと思います。
CLS450の燃費と48V修理費
CLS450 4MATICは、維持費だけを最優先して選ぶグレードではありません。
3.0Lクラスの直列6気筒ターボと48Vシステムを組み合わせ、さらに4WDを採用しているため、220dよりも走行性能を重視した仕様です。高速道路への合流や追い越しでは、余裕のある加速を楽しみやすいでしょう。
その代わり、燃費は220dより悪化しやすくなります。年間1万km走ると仮定すると、燃料だけでも年間数万円の差が出る可能性があります。
また、48Vシステムを搭載しているため、長期保有では関連部品の状態も意識しておきたいところです。
48Vバッテリーなどは、一般的な12Vバッテリーと同じ感覚の金額で交換できるとは限りません。もし関連部品の交換が必要になれば、数十万円単位の費用になる可能性もあります。
だからといって、CLS450は壊れやすいと決めつける必要はありません。ポイントは「故障率」よりも「故障したときに高額部品が含まれている可能性がある」と理解して予算を持っておくことです。
4MATICについても雪道や雨天時の安心感が期待できますが、タイヤ4本の状態をそろえて管理するなど、後輪駆動車とは少し違う意識も必要です。
CLS450を選ぶなら、維持費を220dと比べて数万円単位まで削るより、直6らしい走りや4WDの安定感にどこまで価値を感じるかで考えたほうが後悔しにくいですよ。
中古CLSの車検費用と整備履歴
中古のCLSは、新車時の価格を考えると驚くほど手が届きやすく見えることがあります。
ここで注意したいのが、車両価格が下がっても部品代や整備費まで同じ割合で安くなるわけではないことです。
たとえば300万円前後で購入した中古CLSでも、もともとは高価格帯の輸入車です。ブレーキ、タイヤ、電子制御部品、ディーゼル関連装置などの整備費は、購入価格300万円の国産新車と同じ感覚では考えないほうがいいでしょう。
私なら中古CLSを見るときは、走行距離だけでなく次の点を確認します。
- 過去の車検整備記録が残っているか
- エンジンオイル交換が定期的に行われているか
- タイヤ4本の製造年と残り溝
- ブレーキパッドとローターの残量
- バッテリーをいつ交換したか
- 警告灯やエラー履歴がないか
- 220dなら排ガス処理系の状態
- 450なら48V系の点検履歴
中古CLSでは「安く買えたか」より「前オーナーがどこまで整備していたか」のほうが重要になることがあります。
同じ年式・走行距離でも、タイヤ、ブレーキ、バッテリーなどが直近で交換されている車両と、すべて交換時期に近い車両では、購入後1~2年の出費が大きく変わります。
購入前に整備記録簿を確認し、次の車検までに必要になりそうな交換部品まで販売店に聞いておくと、購入後の予算をかなり組みやすくなります。
認定中古車や保証付き車両は購入価格が高くなることがありますが、保証内容まで含めて比較すると安心感につながります。反対に価格の安さを優先するなら、購入費とは別に修理予備費を確保しておくのがおすすめです。
中古輸入車では故障を完全に避けることよりも、故障したときに困らない予算を持っておくほうが現実的かなと思います。
メルセデスベンツCLSの維持費・グレード後悔まとめ

メルセデスベンツCLSは、デザイン、走行性能、静粛性、高級感に大きな魅力がある一方、購入価格だけを見て選ぶと維持費で後悔する可能性があります。
特に注意したいのは、燃料代だけではありません。車検、タイヤ、ブレーキ、バッテリー、任意保険、故障修理などを合わせて考える必要があります。
| 重視するポイント | 考えやすいグレード |
|---|---|
| 燃料費を抑えたい | CLS220d |
| 長距離走行が多い | CLS220d |
| 加速性能を重視 | CLS450 4MATIC |
| 雪道や走行安定性を重視 | CLS450 4MATIC |
| 短距離走行が中心 | 使用環境を踏まえて慎重に比較 |
220dは燃費と低速トルクが魅力ですが、DPFやアドブルーなどディーゼル特有の管理があります。450は直列6気筒と4MATICの走りが魅力ですが、燃料代や48V関連部品などに余裕を持っておきたいグレードです。
どちらを選ぶ場合でも、年間維持費だけではなく、数年に一度発生する10万~30万円単位の支出まで含めて考えることが大切ですよ。
中古車なら、年式や走行距離以上に整備履歴を確認してください。タイヤやブレーキなどの交換時期が重なる車両では、購入後すぐにまとまった出費が必要になる場合があります。
この記事で紹介した燃費、税金、保険料、車検費用、修理費などは、あくまで一般的な目安です。年式、登録時期、グレード、走行距離、地域、整備内容、燃料価格などによって実際の費用は変わります。
CLSは維持費だけを見れば安いクルマではありません。それでも、流麗なデザインや高速道路での安定感、上質な内装など、CLSだからこそ味わえる魅力があります。
だからこそ、「維持できるか不安だからやめる」ではなく、購入前に年間予算と修理予備費まで計算して、自分の使い方に合うグレードを選ぶことが大切です。それが、メルセデスベンツCLSのグレード選びや維持費で後悔しない一番の近道かなと思います。
今の車から乗り換えるなら、今の車をいくらで手放せるかを先に知っておくと、メルセデスベンツCLSの購入予算や修理予備費まで見通しが立てやすくなります。ディーラー下取りだけで決めず、別の買取査定でも相場を確認しておきましょう。
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