こんにちは。外車ファン運営者の「あつし」です。
ベンツEクラスが気になっているものの、維持費はいくらかかるのか、どのグレードを選べばいいのか、欠点や故障は多くないのか、と気になっている方も多いですよね。さらに検索していると、Eクラスはダサい、年配向けといった評判まで出てくるので、本当に買って大丈夫なのか迷ってしまうかもしれません。
とくに中古のEクラスは新車よりかなり購入しやすい価格になるため魅力がありますが、車検費用や燃費、修理費、リセールまで含めて考えないと、購入後に想像以上の出費になる可能性があります。E200やE220d、E300、E350eなどグレードによる違いもあり、ガソリン、ディーゼル、PHEVのどれが自分に合っているのかも重要ですね。
この記事では、ベンツEクラスの年間維持費やグレードの違い、故障しやすい箇所、中古車の注意点、車検費用、実際の燃費、リセールまでまとめています。BMW5シリーズやアウディA6との違いにも触れるので、Eクラスを買うべきか迷っているあなたにも判断しやすくなるかなと思います。
- Eクラスの年間維持費と必要になる費用
- E200・E220d・E300・E350eの違い
- 欠点や故障箇所と中古車購入時の注意点
- ダサいという評判やリセール・ライバル車との違い
ベンツEクラスの維持費・グレード・欠点・ダサい7点

ベンツEクラスを検討するときは、車両価格だけを見ても判断できません。税金、燃料代、保険、車検、消耗品、故障時の修理費まで含めて考える必要があります。また、グレードによって燃料の種類や使い勝手も変わります。
ここでは購入前に知っておきたいポイントを7つに分けて見ていきます。Eクラスが自分の予算や使い方に合っているのか、一つずつ確認してみてください。
この車で後悔するかどうかは、買い方でも変わります。
後悔した人の多くが、購入時に「今の車がいくらで売れるか」を知らないまま商談に入っています。ディーラーの下取り額は買取店より数十万円低いことがあり、値引きで得したつもりが全体では損をします。予算の見通しが変われば、そもそも別の選択肢も見えてきます。
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維持費①年間費用の内訳と目安

ベンツEクラスの維持費は、普通の国産セダンより高めに考えておいたほうが安心です。ただし「ベンツだから毎年100万円以上かかる」というほど単純でもありません。
現行型を中心とした2.0Lクラスで考えると、自動車税、任意保険、燃料代、点検、車検の積立、タイヤなどを合わせ、駐車場代と突発的な故障修理を除いて年間30万〜50万円程度が一つの目安になります。
| 項目 | 年間費用の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 自動車税 | 4万円前後 | 排気量や初度登録時期で変動 |
| 任意保険 | 10万〜15万円程度 | 年齢・等級・車両保険で大きく変動 |
| 燃料代 | 16万〜20万円程度 | 年間約1.2万kmを想定 |
| 点検・オイル等 | 1.5万〜3万円程度 | 交換部品が増えると高くなる |
| タイヤ積立 | 2万〜4万円程度 | サイズや銘柄で差が大きい |
| 車検関連 | 別途必要 | 整備内容により大きく変動 |
さらに駐車場を借りる場合は別です。都市部で月3万円なら、それだけで年間36万円。ここが意外に大きいですよね。
Eクラスの維持費で怖いのは毎年の固定費より、故障や大きな消耗品交換が同じ年に重なることです。中古車を購入するなら、通常の年間維持費とは別に修理予備費も用意しておくと安心ですよ。
なお、税額や保険料、車検費用などは登録時期や車両仕様、契約条件によって変わります。ここで紹介している金額はあくまで一般的な目安として考えてください。
グレード②違いと価格を比較

Eクラスは同じ見た目でも、中身はグレードによってかなり違います。現行W214型では、E200、E220d、E300、E350eなどが中心です。
| グレード | 主な特徴 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| E200 | 2.0Lガソリン+ISG | 900万円台〜 |
| E220d | 2.0Lディーゼル+ISG | 900万円台〜 |
| E300 | 高出力2.0Lガソリン | 1,100万円前後〜 |
| E350e | 2.0L+モーターのPHEV | 1,000万円前後〜 |
E200は比較的シンプルで選びやすいグレードです。街乗りから高速道路まで幅広く使うなら、不満を感じる場面はそれほど多くないかなと思います。
E220dはディーゼルらしい低回転からの太いトルクが特徴です。長距離走行が多い人なら燃料代を抑えやすく、高速道路との相性もいいですね。
E300はパワーに余裕があり、Eクラスらしい上質さに走行性能も求めたい人向け。E350eは外部充電できるPHEVなので、日常の短距離移動を電気中心でこなせるのが魅力です。
ただしPHEVは構造が複雑で、年数が経過した中古車では駆動用バッテリーやインバーターなど高額部品の状態も確認したいところです。購入価格だけで判断しないようにしましょう。
グレード名や装備、車両価格はモデルイヤーや仕様変更で変わります。購入時の正確な価格や装備内容は公式サイトや販売店で確認してください。
燃費③年間の燃料代を確認

高級セダンというと燃費がかなり悪そうに感じますが、現在のEクラスは2.0Lエンジンが中心で、以前の大排気量モデルより燃費性能は改善されています。
カタログ上ではグレードによってWLTCモード燃費に差があり、ガソリン車よりディーゼルのE220dが有利です。ただ、実際の燃費は走行環境でかなり変わります。
街中で短距離移動を繰り返すと10km/Lを下回ることもありますが、高速道路中心なら15km/L前後まで伸びるケースもあります。
仮に年間1万2,000km走り、平均燃費10km/L、燃料価格を1L160円として計算すると、年間燃料代は約19万円です。
E220dは走行距離が多い人ほど燃料費のメリットを感じやすいです。一方、年間走行距離が少なく近距離中心なら、燃料代だけを理由にディーゼルを選ぶ必要はないかもしれません。
また、ディーゼルはDPFや尿素SCRなどガソリン車にはない装置を使っています。燃料代だけではなく、長期所有時の整備費まで考えて選ぶのがおすすめです。
車検④費用と消耗品の目安

Eクラスの車検費用は、どこで車検を受けるか、交換部品がどの程度あるかで大きく変わります。
車検では自賠責保険、自動車重量税、検査手数料などの法定費用に加えて、点検基本料や整備費が必要です。さらにブレーキ、タイヤ、バッテリーなどが交換時期に重なると一気に高くなります。
とくにEクラスではタイヤ代を軽く見ないほうがいいですね。タイヤサイズが大きく、高性能タイヤを選ぶと4本で10万〜20万円程度になることがあります。
ブレーキパッドやローターも国産の一般的な乗用車より高くなりやすく、車検時にまとめて交換すると整備費が膨らみます。
私なら中古Eクラスの車検予算は「法定費用だけ」で考えません。消耗品交換まで含めて余裕を持った予算を準備するほうが、購入後に慌てずに済みます。
逆に、整備状態が良く交換部品が少ない車なら、毎回高額になるわけではありません。中古車の場合は購入価格以上に、前オーナーがどこまで整備していたかが重要です。
欠点⑤故障しやすい箇所と修理費

Eクラスの欠点として一番気になるのは、やはり故障したときの修理費でしょう。
「外車だからすぐ壊れる」と決めつけるのは違うと思いますが、Eクラスには高性能な電子装備や複雑な機構が多く使われています。そのため、一つの部品が故障したときの金額が高くなりやすいのは確かです。
| 主な故障箇所 | 修理費の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| エアコンコンプレッサー | 30万〜40万円程度 | 経年劣化や焼き付き |
| オルタネーター | 20万円前後 | 発電不良やバッテリー上がり |
| ラジエター周辺 | 20万円前後 | 冷却水漏れに注意 |
| ディーゼル排気系 | 数十万円規模 | DPF・SCRなど |
| PHEV関連 | 数十万〜100万円規模も | バッテリー・インバーター |
さらに年式が古くなると、AIRMATICを装備する車両ではエアサスペンション、電子制御サスペンション、センサー類、オイル漏れなども確認したいところです。
故障リスクは年式だけでは判断できません。同じ10年落ちでも、定期的に整備されてきた車と、安さだけで乗り継がれてきた車では状態がまったく違います。
安いEクラスほど購入後の整備履歴確認が重要です。車両価格が100万円安くても、購入直後にエアコン、足回り、タイヤなどが重なれば差額はすぐになくなります。
もし今乗っている車の修理代がかさんできているなら、修理にお金を入れる前に、いまの買取額を一度確認しておくと、直して乗り続けるか、Eクラスへ乗り換えるかの判断がつけやすくなります。

その修理、本当に直す価値がありますか?
輸入車は1回の修理が数十万円になり、車両の価値を上回ることがあります。直すか手放すかは、修理代と今の買取額を並べてから決めたほうが損をしません。判断を先送りするほど走行距離が伸びて、査定額は下がっていきます。
過走行や修復歴あり、エンジンがかからない状態でも値が付くことがあります。
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評判⑥ダサいと言われる理由
検索すると「ベンツEクラス ダサい」という言葉が出てくるので、気になりますよね。
ただ、これは性能上の欠点ではなく完全にデザインの好みです。Eクラスは昔から、派手さよりも落ち着き、威厳、高級感を重視したデザインが中心です。
そのため、BMWのスポーティな雰囲気や、アウディのシャープで先進的なデザインが好きな人から見ると「地味」「年配向け」と感じることがあります。
一方で、その落ち着きこそEクラスらしさと感じる人もいます。とくにW212前期の角ばったヘッドライトやクラシカルな雰囲気は、メルセデスらしいデザインとして今でも支持されています。
現行W214はかなりモダンになり、フロントやリアには新しいメルセデスのデザインが取り入れられています。それでもBMWほどスポーティに振り切らず、Eクラスらしい上品さは残されています。
ダサいかどうかは世代によっても大きく印象が変わります。ネットの評判だけで判断せず、W212、W213、W214を実車で見比べると好みがはっきりしますよ。
中古⑦相場と購入時の注意点
Eクラスの魅力の一つが中古車価格です。新車では1,000万円近いグレードでも、年式が進むと大きく価格が下がります。
W213なら状態や年式によって300万〜500万円台、さらに旧型W212なら200万円以下の個体も珍しくありません。
これだけ見ると「新車より中古が圧倒的にお得」と感じますよね。実際、きちんと整備された個体なら中古Eクラスはかなり魅力があります。
ただし、安い理由を確認することが大切です。
- 整備記録簿が残っているか
- 定期点検を継続して受けているか
- エンジンやミッションにオイル漏れがないか
- 警告灯が点灯していないか
- エアコンが正常に作動するか
- タイヤやブレーキの残量が十分か
- PHEVは高電圧バッテリーの状態
- ディーゼルはDPFやSCR系の状態
走行距離だけで決めるのもおすすめしません。走行距離3万kmでも整備をほとんどしていない車より、7万kmでも毎年きっちり整備されている車のほうが安心できる場合があります。
中古Eクラスでは車両価格+購入後1〜2年の整備費まで想定して予算を組むのがポイントです。ギリギリの予算で車両を買うより、修理費を残しておくほうが現実的ですよ。
ベンツEクラスの維持費・グレード・欠点・ダサい評判
ここまで維持費や故障について見てきましたが、Eクラスは世代によって性格がかなり違います。また、中古車として購入するならリセールやライバル車との比較も重要です。
ここからはW212・W213・W214の違い、値落ち、BMW5シリーズやアウディA6との違いを整理します。
W212・W213・W214の違い

Eクラスの中古車を探すと、W212、W213、W214という型式をよく目にします。
W212は2009年から2016年頃まで販売された世代です。現在はかなり価格が下がっていて、100万円台から探せる個体もあります。デザインは比較的角ばっていて、昔ながらのメルセデスらしさが強い世代ですね。
ただし年式が古くなっているため、購入価格より整備状態を重視したいところ。エアコン、冷却系、電装系、足回りなどは年数相応の劣化を考える必要があります。
W213は2016年から2024年頃まで販売された世代で、現在の中古Eクラスではかなり探しやすいモデルです。Sクラスに近いデザインとなり、運転支援やインフォテインメントも大きく進化しました。
価格と新しさのバランスではW213が狙いやすいかなと思います。ただし前期・後期、ガソリン・ディーゼル・PHEVによって装備や故障リスクは違います。
W214は2024年からの現行世代。ボディサイズは全長約5mに迫り、Eクラスもかなり大型になりました。MBUXを中心としたデジタル装備も充実し、従来以上に先進的な高級セダンになっています。
| 世代 | 特徴 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| W212 | 価格が安くクラシカル | 経年劣化と整備履歴 |
| W213 | 価格と装備のバランス | 前期・後期や動力方式 |
| W214 | 最新装備と高い快適性 | 車両価格とボディサイズ |
リセールと値落ちの傾向
Eクラスは新車価格が高い一方、中古になると値落ちしやすい車です。
一般的には5年前後で新車価格の50〜60%程度まで下がることもあり、さらに年数が経過すれば半額以下になる個体も増えてきます。
新車で買う人から見ると値落ちは欠点ですが、中古車を買う人には大きなメリットですよね。
たとえば新車時600万円だった旧世代の車が300万円程度まで下がるケースなら、メルセデスの上位クラスを国産高級車と近い予算で購入できます。
ただしリセールはすべて同じではありません。
- 年式
- 走行距離
- グレード
- ボディカラー
- 内外装の状態
- 整備履歴
- 事故・修復歴
- 市場での人気
こうした条件によって査定額は大きく変わります。
とくに整備履歴がきちんと残っている車は、中古車として販売するときにも安心材料になります。反対に、警告灯が出ている、故障を放置している、社外品で大きく改造されていると査定で不利になる可能性があります。
Eクラスは新車時の値落ちを避けたいなら数年落ち中古が狙い目です。一方、短期間で乗り換えるなら購入時点で将来の査定価格も意識しておくといいですよ。
今の車から乗り換えるなら、今の車をいくらで手放せるかを先に知っておくと、Eクラスの購入予算や維持費まで見通しが立てやすくなります。ディーラー下取りだけで決めず、別の買取査定でも相場を確認しておきましょう。
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BMW5シリーズ・A6との比較
Eクラスを検討する人なら、BMW5シリーズやアウディA6も候補に入ると思います。どれも欧州を代表するEセグメントの高級車ですが、性格は少しずつ違います。
| 車種 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ベンツEクラス | 静粛性・快適性・高級感 | ゆったり移動したい人 |
| BMW5シリーズ | 操縦性・スポーティさ | 運転を楽しみたい人 |
| アウディA6 | 先進性・安定感 | デジタル感や4WDを重視する人 |
Eクラスは3台の中でも、乗員が快適に移動することを重視した性格が強いですね。高速道路を長時間走ったときの落ち着きや、後席の快適性を重視する人とは相性がいいです。
BMW5シリーズはドライバー中心。ステアリングを切ったときの反応やスポーティな走りを楽しみたいなら比較したい一台です。
アウディA6はクワトロによる安定感と、デジタルを前面に出したインテリアが特徴。見た目もシャープなので、Eクラスを少し保守的と感じる人には魅力的かもしれません。
維持費については、どれを選んでも国産の一般的な乗用車より余裕を見ておいたほうがいいでしょう。輸入高級車なのでタイヤ、ブレーキ、電子部品などの交換費用が高くなりやすい点は共通しています。
迷ったら、快適性ならEクラス、走りなら5シリーズ、先進的な雰囲気ならA6という方向性から実車を比較すると選びやすいかなと思います。
ベンツEクラスの維持費・グレード・欠点・ダサい総括
ベンツEクラスは、新車では1,000万円前後になる高級セダンですが、中古になると大きく値下がりするため、意外と現実的な価格から狙えるモデルです。
ただし、車両価格が下がっても部品代まで中古車価格に合わせて安くなるわけではありません。ここはかなり重要です。
- 年間維持費は駐車場や突発修理を除き30万〜50万円程度が一つの目安
- E200はバランス型で選びやすい
- E220dは長距離を走る人と相性がいい
- E300はパワーと上質さを重視する人向け
- E350eはEV走行が魅力だがPHEV特有の部品にも注意
- 故障すると数十万円単位になる部品もある
- ダサいという評価はデザインの好みによる部分が大きい
- 中古車は走行距離だけでなく整備履歴を確認する
私が中古Eクラスを見るなら、安さだけでは選びません。少し価格が高くても、整備記録が残っていて、タイヤやブレーキなど高額な消耗品が交換されている個体を優先します。
とくにW212や初期のW213は購入価格が魅力的ですが、年式が古くなった車ではエアコン、冷却系、足回り、電装系などにまとまった費用がかかる可能性があります。購入後に使える予算を残しておくことが大切ですよ。
逆に、そこまで理解したうえで選べば、Eクラスは静粛性、乗り心地、高速道路での安定感、高級感を中古車価格で楽しめる魅力的な選択肢です。
この記事で紹介した維持費、税金、燃料費、車検費用、修理費、車両価格、リセールなどの数値は、年式、グレード、車両状態、地域、契約内容、制度変更などによって変わるため、あくまで一般的な目安です。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。中古車の状態や高額な修理の必要性について不安がある場合は、販売店や整備工場などで確認し、最終的な判断は専門家にご相談ください。

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